コラム

    食品スーパーの販促企画と事例集| 販促の課題と改善策もご提案

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    食品スーパーの売上構造は「客数 × 客単価」で決まります。しかし、人口減少・競合の増加・価格競争の激化など、外部環境は日に日に厳しさを増しています。
    その中で売上を維持・拡大するためには、効果的な販促企画を継続的に生み出す力が重要です。
    本記事では、食品スーパーの販促企画のヒントとなる事例をご紹介すると共に、販促における課題や実践的な改善策もご提案いたします

    食品スーパー販促企画事例集

    まずは早速、販促企画のヒントとなる事例をジャンル毎にご紹介していきます。

    1.王道!季節と催事の連動型企画

    販促企画の王道といえば、やはり季節のイベントに合わせた「旬」の提案です。

    例:1月 「新春!福袋や福箱の販売」

    メーカー商品の詰め合わせや、店舗限定「お肉の福袋」などの販売。福袋や福箱のお得感やワクワク感を演出して、年始のまとめ買いを促進します。

    例:2月「節分の恵方巻き事前予約特典」

    1月中までの予約でポイント5倍、サイドメニュー(汁物など)の割引券進呈などで、当日の廃棄ロス削減と売上予測の精度向上が目指せます。

    例:7~8月「夏休み自由研究応援企画!産地直送フェア」

    夏といえば夏野菜。契約農家の野菜が届くまでをパネル展示したり、産地が異なる野菜の『食べ比べセット』の販売はいかがでしょう。 親子連れの来店を促し、食育という付加価値も提供できます。

    2.体験・エンタメ型企画

    「お買い物+α」の楽しさを提供し、お客さまの滞在時間の延長や、店舗のファンを作る体験型の企画例です。

    「マグロやアンコウの解体ショー&即売会」

    目の前で捌いたマグロをその場でパック詰めして販売する企画は、ダイナミックで目に楽しく、お客様を引き付けます。また、身が柔らかいためにフックで吊り下げて捌くアンコウは、その珍しさでお客様の興味を掻き立てます。これらは圧倒的なライブ感で鮮魚部門の活気をアピールできます。

    「店長とじゃんけん!割引バトル」

    店舗的に比較的余裕がある時間帯などで、「レジ横で店長とじゃんけん」し、勝てばその場で1品半額や、お菓子進呈などのイベントはいかがでしょう。これは地方スーパーなどで人気となっている事例です。しかも、お客さまと店長やスタッフとの距離が縮まり、アットホームな店作りにつながります。

    「なんでも積み上げ大会」

    制限時間内にカップラーメンや箱ティッシュなどを、指定のトレイに積み上げた分だけ固定価格で購入できる企画は、SNS映えしやすく、話題作り(認知拡大)にも効果的です。

    3.クロスマーチャンダイジング型(買上点数アップ)企画

    部門をまたいだ関連陳列で、献立提案と同時購入を狙うことができます。

    「おうち居酒屋セット」
    ビール売場の横に「枝豆」「焼き鳥(惣菜)」「ナッツ」などを配置して、「ついで買い」を誘発し、お客さま単価を底上げします。

    「スタミナ鍋コーナー」
    精肉(豚バラなど)の横に、ニラ・もやし・ニンニク、締めのラーメンをまとめて陳列し、 買い回りの手間を省くことで「時短」という価値を提供します。

    4.デジタル・SNSを活用した若年層・リピーター獲得企画

    スマホ普及率100%時代に欠かせない、デジタル基盤の施策です。

    「LINE公式アカウント限定・雨の日クーポン」

    雨の日の朝、公式LINE登録者だけに「全品5%OFF」などのクーポンを配信。 どうしても客足が落ちる悪天候時の来店動機を作ることができます。

    「レシピ動画連動・QRコードPOP」

    旬の食材の横に、その食材を使った30秒レシピ動画(InstagramやYouTube)のQRコードを掲示。料理の悩みを解決することで、必要材料一式の購入につなげます。

    「AIによる値引き最適化プロモーション」

    賞味期限が近い商品を、AIが予測した「売り切れる価格」に自動値引き。これは2026年のトレンドで、フードロス削減と利益確保を両立します。

    食品スーパーの販促企画における主な課題

    食品スーパーの販促企画では、「企画はあるが成果につながりにくい」という共通の壁に直面しがちです。背景には、特売や季節催事など定番施策の繰り返しによるマンネリ化、本部で設計した企画が現場で十分に再現されないといった構造的な問題があります。

    また、日々の業務に追われる中で売場データの分析まで手が回らず、経験値に頼った販促になりやすい点も課題です。
    慢性的な人手不足により、陳列やPOP設置、売場メンテナンスの質が下がり、「企画を実行しきれない」状態が起きている店舗も少なくありません。

    さらに、本来は来店動機づくりやリピート促進に活かせるはずのSNSやLINEなどのデジタル施策も、価格告知にとどまり、十分に活用されていないケースが多く見られます。

    こうした課題は、個々の店舗努力だけでは解決が難しく、企画の考え方や実行体制そのものを見直す必要があると言えるでしょう。

    ではどうしたらいい?課題に対する改善策

    ここからは、課題に対する改善策を体系立てて紹介します。
    すぐにできるもの中期的に取り組むものを織り交ぜてご紹介します。

    1. 企画を「型」ではなく「テーマ」で設計する

    販促企画の事例集で少しご紹介しましたが、特売中心の「商品割引型」から以下のような「生活者テーマ型」に転換すると、実は新しい効果が生まれます。

    • 健康(高たんぱく、腸活、減塩など)
    • 時短調理(15分レシピ、火を使わない料理)
    • ご当地フェア
    • 食育企画(親子で作る簡単料理)

    テーマ型は、惣菜・青果・鮮魚・日配・グロサリーまで連動できるため、客単価の引き上げにも直結します。

    ※こちらもお読みください:【画像事例付き】売れる陳列テクニック完全ガイド|現場で効く10の方法

    2. 本部と店舗の「企画のズレ」を減らす

    以下の仕組みが効果的です。

    •  「販促指示書の簡素化・動画化」
      紙の指示書より、1分動画で売場のイメージを共有するほうが現場は理解しやすい。
    • 「売場レイアウトの標準化」
      標準フォーマットを作ることで、各店舗ごとの差分を最小化。
    • 「陳列・販促物チェックの外部化(ラウンダー活用)」
      後述しますが、売場の確認・修正をラウンダーに任せることで、企画と現場の再現率が大きく高まります。

    3. データ分析体制を強化する

    店舗でできる最小限の分析でも十分価値があります。すぐにできる改善としては、以下があります。

    • 売れ筋トップ50の週次チェック
    • 曜日ごとの売上特徴を棚割に反映
    • デイリー・時間帯別の動きを仮説検証

    そこに本部側のPOS分析やメーカーの市場データを組み合わせると、「確度の高い販促企画」が作れるようになります。

    4. 人手不足対策として作業の外部リソース化

    近年、食品スーパーの現場で増えているのが「外部人材の活用」です。外部化できる業務例には、以下があります。

    • 販促物の設置
    • 定番棚のフェイスアップ
    • 新商品の展開作業
    • エンド・平台の演出補助

    ここで登場するのがラウンダーです。

    改善策としての「ラウンダー活用」

    ラウンダーは、メーカーや小売りから委託を受け、売場の状態をチェックし、必要な作業や報告を行う専門スタッフです。
    食品スーパーでは特に効果を発揮します。

    ※詳しくは:ラウンダーとは?仕事内容から企業の活用メリット、働く魅力まで徹底解説!

    食品スーパーでラウンダーを活用するメリット

    ① 売場の再現性が向上でき、本部企画の実行力がUPする。

    • 販促物を正しく掲示
    • 棚割どおりに陳列
    • フェイスアップで魅力的に整える

    ② 店舗スタッフの負担が軽減する
    ラウンダーが売場メンテナンスを担うことで、店長・担当者は以下の業務に集中できるようになり、業務効率が向上します。

    • 値付け・発注
    • 品出し
    • レジ応援
    • 惣菜などの製造作業

    ③ 新商品の展開スピード向上
    メーカー依頼でラウンダーが巡回すると、以下が迅速に行われ、販売チャンスを逃しません。

    • 新商品の展開日の確認
    • 展開漏れの修正
    • 販促物の設置
       

    ④ 分析用データ・写真の収集
    定期レポートで、以下のような情報が得られ、販促企画の改善に活かせます。

    • 売場写真
    • 在庫状況
    • 競合商品の棚状況

    まとめ:販促企画の質は「実行力」で決まる

    食品スーパーの販促企画は、アイデアだけでなく実行の精度が最も売上を左右します。
    そのためには、

    • 新鮮な企画を生む仕組み
    • 現場との連携
    • データ活用
    • 人手不足の解消

    などが欠かせません。

    そして、現場実行力を強化する手段としてラウンダーの活用は非常に効果的です。
    本部企画の「再現率」が高まれば、販促効果は大きく伸び、結果的に売上アップにつながります。
    食品スーパーの販促企画は、改善余地が多い分だけ伸びしろも大きい領域です。
    ぜひ今回の内容を、御社の販促見直しに役立てていただければ幸いです。

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    メーカー側の販促意図と、店舗側の作業負荷の双方を理解しているため、現場でのコミュニケーションがスムーズ。

    1店舗から大型チェーンまで柔軟に対応

    • 短期・単発施策
    • 月次巡回
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    どうぞお気軽にお問合せください。

    ▶お問合せ 有限会社エル・ヒップ

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