メールマガジン過去号

静かに変わる“定番商品”

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― 派手さはない。でも、売れ続ける理由が更新されている ―

最近、売り場の定番商品が、少しずつ変わってきていると感じませんか。

爆発的ヒットや話題性重視の商品ではなく、「気づけば売れ続けている」商品の中身が、静かにアップデートされています。

定番は“価格”ではなく“意味”で選ばれる時代へ

キーワードは――

  • 家飲み
  • 使いやすさ
  • 無糖
  • 常温保存
  • タイパ(時短・効率)

例えば、

  • 無糖茶・無糖コーヒーの定着
  • 小容量・使い切り調味料の拡大
  • 家飲み向け高付加価値ビール・RTDの浸透
  • ストック需要を意識したレトルト・常温惣菜

かつては「安いから売れる」が主軸だった定番商品が、いまは「生活にちょうどいいから選ばれる」へと変化しています。

特に物価高のなかで、消費者心理は

  • 無駄にしたくない
  • 失敗したくない
  • でも、少しは満足したい

という方向へ。

その結果、「派手ではないが、確実に使える」商品が支持を伸ばしています。

※RTD:缶チューハイやハイボールなど、購入後ふたを開けてすぐにそのまま飲める飲料

代表的な変化カテゴリー

① 無糖・機能系の伸長

甘さよりも“リセット感”や“健康意識”。飲料棚では、無糖がもはや“選択肢”ではなく“基準”になりつつあります。

例として、サントリーの無糖茶や、コカ・コーラの無糖炭酸は、定番棚の中で着実に存在感を強めています。

② 家飲みプレミアム

外食需要が完全には戻らないなか、“家で少し良いものを楽しむ”需要は継続しています。

例えば、キリンビールのクラフト系商品や、サッポロビールの濃厚タイプなど、「家飲みを楽しむ」提案が定番化しています。

③ 使いやすさ・小分け・時短

特に調味料・レトルト分野では、「一回で使い切れる」「アレンジしやすい」商品が安定。

派手な新商品よりも、“いつもの棚にある安心感”が強みになっています。

売り場でできること

いまの定番は、“ただ置く”だけではもったいない存在です。

  • 「無糖=リセット」という価値の明確化
  • 「家飲みアップデート」という楽しみ提案
  • 「タイパ・使い切り」の横串展開

など、“なぜ選ばれているのか”を言語化することで、購買につながりやすくなります。

定番は“変わらないもの”ではない

定番とは、「変わらない商品」ではなく、“生活に合わせて変わり続ける商品”
売れ続けている理由は、静かに、しかし確実に更新されています。
いま一度棚を見直してみると、“動いている定番”が、きっと見えてくるはずです。

さらに販促提案のアイデアを広げたい方は、メールマガジン過去号もぜひご活用ください。

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