メールマガジン過去号

お客様の心をつかむ!秋の味覚と健康、家計にやさしい売場へ

季節の変わり目となる9月。売場では「秋の訪れ」を感じさせる演出が、お客様の購買意欲を高めるカギとなります。

今回は、「秋の味覚」「健康提案」「節約メニュー」の3つの観点から、売場づくりのヒントをご提案します

まずは“秋の味覚”から

9月に入ると、さんま・きのこ・さつまいも・栗など、「秋が来た」と感じさせてくれる食材が店頭に豊富に並び始めます。

こうした“旬の食材”は消費者の購買意欲を高めるため、売場でしっかりと季節感を演出することが重要です。

鮮魚・青果売場だけでなく、漬物やたれ、調味料とのクロス展開で「秋の味覚フェア」を打ち出すことで、関連購買の広がりが期待できます。

〈クロス提案例〉

  • さんま × ぽん酢・大根おろし
  • さつまいも × バター・きな粉
  • きのこ × 鍋つゆ・めんつゆ

「秋の味覚フェア」として、関連食材をまとめて提案することで、購買点数アップが狙えます。

 変わりゆく季節に“健康”を意識

一方で、9月は夏の疲れが出やすく、体調を崩しやすい時期でもあります。
ここで注目したいのが、“発酵食品”や“ビタミン豊富な秋野菜”です。

新米と相性の良い漬物や、温かい味噌汁に秋野菜を取り入れたメニューは、季節感を楽しみながら健康をサポートできる提案になります。

新米と相性の良い漬物や、温かい味噌汁に秋野菜を取り入れたメニューは、季節感を楽しみながら健康をサポートできる提案になります。

〈健康提案例〉

  • 発酵食品(漬物・納豆・ヨーグルト)で腸活訴求
  • ビタミン豊富な青果(柑橘・葉物野菜)で免疫力アップ
  • 温かい汁物や鍋で“温活”の先取り提案

特に、「漬物+新米」「味噌汁+秋野菜」は、簡単に健康的な食卓を演出できるため、訴求ポイントとして効果的です

そして気になる“価格高騰対策”へ

この秋も続く食材価格の高止まりは、消費者にとって大きな関心事です。

「節約しながらも季節感や健康を楽しみたい」というニーズに応えるには、“かさまし食材”の活用が効果的です。

もやし・豆腐・はんぺんといった定番食材に、秋の味覚や調味料を組み合わせることで、手軽にボリューム満点の一品が完成します。

〈節約提案例〉

  • たれや調味料を活用して簡単アレンジ
  • 鍋・炒め物・丼など、“ワンボウルメニュー”で時短&コスパ提案

売場では「お得でボリューム感」「健康的で満足感」の二軸を打ち出すことで、主婦層の共感を得やすくなります。

売場演出のポイントは「3つの流れ」

  1. 秋の味覚で食欲を刺激し、
  2. 季節の変わり目に健康を意識させ、
  3. 価格高騰に配慮した節約提案へつなげる

このストーリーで売場を演出することがポイントです。

秋の味覚”と“健康”の流れに“節約”を加えることで、家計にもやさしい提案が可能になります。

さらに販促提案のアイデアを広げたい方は、メールマガジン過去号もぜひご活用ください。ご質問・ご相談もお気軽にどうぞ

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